CEL PROJECT

CELプロジェクトについて

この度、建築設計・施工・コンサルティング、医療コンサルティング事業を行っているMKホールディングス株式会社はCELプロジェクト~災害避難施設事業構築~を立ち上げました。

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

2022年現在、災害発生時の避難場所は進化を遂げたでしょうか。

現在の一時的な避難場所では、簡易的な設備の場合も多く、

・家族であるペットと離ればなれになる
・子供や女性への対応が十分でない
・高齢者への体への負担が大きい
・プライベートの確保が不十分


など、様々な課題があります。避難初期には、物資も十分でない場合もあります。

長期避難になっても、快適で衛生的な避難環境、十分な水や満足感を感じられる食料等必要とされます。

本来、国や地方自治体がより避難場所の整備に力を入れるべきだとは思います。国や地方自治体が避難場所、避難施設により力を入れるように働きかけは続ける必要があります。

ただ、東日本大震災の初期でも分かるように、巨大災害の発生当初、全ての行政機関は一時的に停止します。最低限の避難場所が設置できるだけでも、行政的には、命は助けられたと思ってしまうのかもしれません。

しかし、災害は待ってくれません。私たちは、ただ何もせずにいて良いのでしょうか。
多くの災害を経験して何十年待ったのでしょうか。


そう遠くない未来に、火山の噴火、南海トラフ巨大地震、首都直下地震、スーパー台風等、今までにはなかった大雨や洪水も発生します。

また、昨今のウクライナ情勢の様に、紛争等の発生に伴い、突如として紛争被害に巻き込まれる可能性もあります。
避難施設さえ間に合えば、日本に来るウクライナ難民の方々にもぜひ、施設を利用していただきたいとも考えております。

今こそ、私はまず民間の力からでも、快適な避難施設を作ることができることを、皆様に感じていただきたいです。そこから、日本全体の避難の質も変えたい!

それならば、自助の1つとして、民間のビジネスとして、避難場所を事前に用意することで、少しでも皆様のお役に立てるのではないか、との思いでプロジェクトを立ち上げました。

最終的には、全ての被災者の方に、このプロジェクトを提供することを目指しております。

そして、地震大国日本において、今後発生するであろう震災に対しても、ただ怯えるのではなく、日常生活を前向きに送っていただきたいと願っております。

プロジェクトの内容

CELプロジェクト(COMFORTABLE EVACUATION LIFE)では、災害時でも普段の生活と変わらない快適な生活をご提供します。
今後発生する大きな災害に備えて、事前に災害避難施設をご用意し、被災された方の家屋が修繕されるまで、被災地の居住環境が整うまでの間、3ヶ月程度、CELプロジェクトの避難施設に滞在していただきます。

ペットと共に滞在も可能です。今や愛玩動物(ペット)は大切な家族であり、一員です。そのペットと同じ空間で周りを気にせず避難生活ができる施設を構築します。

・避難施設までのアクセス
・安全で快適な立地と施設
・衣食住の提供、衛生品
・通信、自然エネルギー
・水
・冷暖システム
・地下シェルター
・水素・電気自動車
・船舶
・ヘリコプター等の移動機

様々な技術を利用して、皆様の避難と、その後の避難生活をサポートいたします。

衣料品について
大手衣料メーカーと提携し、事前に用意した物を含めて、避難された方御一人御一人が、自分に合った、着たい服を着用していただきます。

食料について
ストックはもちろん、施設内の水耕栽培や近隣の作物の提供等、流通が滞る場合にも備えたシステムを構築します。

設備について
今後整備を予定している避難施設としてのドーム等は、5人用や1~2人用を想定しており、最大数十基のドーム等を設置、そこに基づく避難者を受け入れます。

インフラ設備について
当初は整備段階のものもあると思いますが、避難施設にいることを感じさせないように、通信、エネルギー、交通手段等を整えていきます。
では、災害が起きていない時はどうするのか。

通常時は、避難施設として設備を体験することができる宿泊可能なグランピングの施設として、料金をいただきながら運営し、運営経費を賄いながら、来る災害時に備えます。
災害大国日本において、必ずや皆様のお役に立てる事業だと自信を持っております。
ぜひ、ご興味を持っていただき、何卒よろしくお願いいたします。

これまでの活動

私自身は、最初にも記載した通り、約11年ほど、神奈川県警察官として勤務しました。

2011年に東日本大震災が発生してからは、パトカーや警察のバスに乗って、幾度となく、岩手県、宮城県、福島県に支援に入りました。

主に犯罪の抑止と検挙が我々の目的でしたが、その時に、公的機関の一員として、被災地に触れる中で、大きな災害、被災地域が広範囲に及ぶ場合には、発災当初、救助も来ない、物資もない、避難場所に移動もできない、避難できる場所もない、というような状況を目の当たりにしてきました。

その後、その経験を基に、民間災害救援ビジネスを立ち上げ、様々な災害地に赴き、今度は民間の立場として、被災地、避難場所を見て、支援してきました。

私の今まで培った経験から、災害時に一番大切なことは、まず生き残ることです。熊本地震でも支援で赴いていた折、本震が発生し、震度7、震度6の地震の揺れを体感し、生き残ることへの思いを痛感しました。

そして、その後の長期に渡る避難生活にあたり、いかにストレスのかからない避難生活を送ることができるかが重要です。

少しでも助けになるように、物資の足りない避難場所には、食料を届け、炊き出しを行い、移動手段のない方の手助けも続けました。また、被災家屋の片付け、応急措置、修繕、土砂の除去、除雪等々、様々な活動を行いました。

これまでの警察官時代の活動、災害救助人としての被災地支援の活動を基に、何が必要かを考え、私の現時点での1つの結論が、皆様のお役に立つための、このCELプロジェクトです。

プロジェクトの展望・ビジョン

~実施スケジュールについて~

災害は待ってくれません。

厳しいスケジュールになる可能性がありますが、本年中に運用開始する予定です。
2022年5月  クラウドファンディング開始

2022年7月  クラウドファンディング終了

2022年7月  事業用地取得等、施設修繕、建設開始

2022年12月 CELプロジェクト避難施設、運用開始
〜最後に〜
なぜ、災害大国日本で、今までこのような施設が無かったのでしょうか。

今回のCELプロジェクトの計画内容は、一見すると壮大な計画で、実現不可能なのではないか、と思う方も多いと思います。

しかし、これから、間違いなく大きな災害、甚大な被害が想定される災害が起こります。

それを、ただ待っていてよいのでしょうか。

私は、やれることがもしあるのならば、全てをやっておきたい、と思います。

自分自身も、もちろん生き続けたいですし、大切な人たちに、その命も、生活も失って欲しくありません。

そのために、今回、このプロジェクトを提起しました。

私たちだけでは、実現できません。

個々での対策には限界があります。

しかし、皆様に力を貸していただければ、できることがあります。

このCELプロジェクトに参画していただけることが、皆様自身の事前準備にもなります。

また、いつ災害が起こるかわからない中で、不安な日々を過ごすのではなく、
少しでも安心できる生活を送るために、自分の大切な人や家族の一員であるペットのためにも、
このプロジェクトを利用していただきたいと思います。

どうか皆様からのあらゆる方向からのご支援、ご協力をお願いします。

何卒よろしくお願いいたします!